PROJECT STORY プロジェクトストーリー

「勇者」と「魔王」で最先端技術をPR
通常業務と並行して駆け抜けた2年間

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BtoBの技術を、誰もが楽しめるカタチへ
部署の垣根を越えて挑んだ万博プロジェクト

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Project Story 01 「勇者」と「魔王」で最先端技術をPR
通常業務と並行して駆け抜けた2年間

最大の壁は「ターゲットの絞り込み」

2025年に開催された大阪・関西万博への出展。私はこのプロジェクトの実行リーダーとして、企画の立ち上げから携わりました。一番頭を悩ませたのは、「誰に向けて発信するのか」というターゲット設定です。そこで、小学生がゲームを通して地理を学ぶ授業の記事から着想を得て、「楽しみながら学べるゲーム風の展示」というアイデアを立案しました。開発中の「環境に優しい水系コーティング」をPRするため、「魔王サービ」の攻撃で錆びた剣に、妖精がコーティングの魔法を授けることで「勇者タケナカイザー」が勝利するという親しみやすいストーリーを構築し、動画制作会社に具体的な企画へと練り上げていただきました。

4人のメンバーで乗り越えた数々の苦労

プロジェクトは万博開催の丸2年前、出展枠を獲得するための厳しい審査に向けた企画書の作成からスタートしました。無事に出展企業として選ばれてからも、中心となるメンバーわずか4名で通常業務と並行して準備を進める必要があり、時間の捻出には苦労しました。
それでも「限られたリソースのなかで、どうすれば来場者の皆さんに楽しんでいただけるか」を常に考え、動画制作会社や小道具の製作会社とも緊密に連携しながら、私たちのアイデアを具体的なアニメーション動画やリアルな剣と盾のオブジェへと練り上げていきました。

人があふれるブースで得た最高の評価

企画・準備の段階ではさまざまな課題に向き合い、苦労した場面もありましたが、当日のブースの熱気を見た瞬間、すべてが報われた思いがしました。1週間という短い出展期間かつBtoBのニッチな技術を取り扱った展示にもかかわらず、平日・休日を問わず連日ブースがごった返すほど、本当に大勢のお客様にお越しいただきました。
動画を楽しそうに見つめる子どもたちや足を止めて熱心に話を聞いてくださる方々の姿を目の当たりにし、頑張った甲斐があったと心から実感できました。

Project Story 02 BtoBの技術を、誰もが楽しめるカタチへ
部署の垣根を越えて挑んだ万博プロジェクト

子どもたちにも「錆を防ぐ技術」を伝えるには?

2025年開催の「大阪・関西万博」において、当社の目玉商品である防錆塗料「タケコート®」の魅力を一般の方々に伝えるプロジェクトが発足しました。普段出展する企業向けの展示会とは異なり、万博に来場される方々は年齢も国籍もさまざま。専門的な技術をどうすればわかりやすく伝えられるかが課題でした。そこで私たちは「子どもに伝われば、大人にも伝わる」と考え、ターゲットを中学生くらいの子どもたちに設定しました。
「錆とは何か」「それを防ぐ技術のすごさ」を直感的に理解してもらうため、親しみやすい展示を目指して準備をスタートしました。

他部署の同年代と意見をぶつけ合う楽しさ。

私は品質保証部門からの参加で、表面処理部門の若手メンバーなど計4名で企画を進めました。
普段の業務では、他部署の同年代とひとつのプロジェクトを進める機会はほとんどありません。そのため、会議室に集まって「勇者の剣はこうしたらカッコいいんじゃないか」「こっちのストーリー展開の方が面白い」とフラットにアイデアを出し合う過程は新鮮で、とても楽しかったです。話し合いを重ねながら役割分担を行い、実際の錆の変化を見せるアクリル封入の展示や外注して製作した剣と盾のリアルなオブジェなど、来場者の目を引く展示物を協力して形にしていきました。

知的好奇心に触れて実感した、自社の誇り。

出展当日は、私たちが想像していた以上に多くの方がブースに足を運んでくださいました。専門的な技術の話であっても、「そんなところに使われているなんて知らなかった」「過酷な環境に長期間耐えられるなんてすごい技術ですね」と興味を持って聞いてくださり、子どもたちがお父さんと一緒に展示を見て学んでいる姿を目の当たりにして、大きなやりがいを感じました。
大阪万博という、生きているうちに二度とないかもしれない大舞台に社員の一員として参加できたことは、私自身の大きな自信と誇りにつながる、かけがえのない経験となりました。